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 セイコーエプソンは,2007年度第1四半期(2007年4~6月)の連結決算を発表した。売上高は対前年同期比1.1%減の3185億と減収だったが,営業利益は同66.3%増の116億と増益となった。

 増益に大きく貢献したのは,プリンター事業を主軸とする情報関連機器部門。同部門の営業利益は192億円で,対前年同期比51億円増となった。円安効果に加え,レーザ・プリンターの販売地域を見直したことなどが増益の要因となった。収益性の高い多機能プリンターの販売数量が増加したことで,売上高も対前年同期比93億円増の2100億円に伸ばした。

 一方で,減収の要因となったのがディスプレイ事業などを含む電子デバイス部門である。同部門の売上高は,対前年同期比114億円減の977億円だった。低温多結晶Si TFT液晶パネルとカラーSTN液晶パネルの価格低下に加え,事業終結を予定しているMD-TFD液晶パネルの出荷台数が減少したためである。ただし,高温多結晶Si TFT液晶パネルのコストダウン効果などにより,電子デバイス部門全体の営業損失は前年同期とほぼ同水準だった。

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