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産業用コンピュータ用入出力バスの標準化団体であるPICMG(PCI Industrial Computer Manufactures Group)は,「CompactPCI」の仕様の新版「PICMG 2.0 Revision3.0」を策定した(PICMGの情報はこちら→)。

66MHz動作のバス仕様を追加したのが,既存のRevision2.1に比べた最大の特徴である。最大データ転送速度は従来の2倍に当たる528Mバイト/秒になる。66MHz動作のバスを共有できるのは最大5スロットとした。33MHz動作のバスでは8スロットまで利用できた。  このほかの主な変更点は次の6点である。

1)電源電圧を+4.85V~+5.25Vまたは+3.201V~+3.465Vに変更した。従来は+4.75V~+5.25Vまたは+3.135V~3.465Vだった。
2)拡張ボードに供給する電流容量を1スロット当たり4Aと定義した。
3)拡張ボード上に配線するバス信号線のスタブ長を従来の「38.1mm以下」から約1.7倍の「63.5mm以下」に延長した。
4)バス信号線のプルアップ抵抗の値を,電源電圧が+5Vのときは1kΩ±5%,+3.3Vのときは2.7kΩ±5%に定めた。従来はそれぞれ1kΩ~3kΩと2.7kΩ~8.2kΩだった。
5)メイン・ボード上に配線できるクロックの信号線を最大5本から同7本に増やした。
6)メイン・ボードの電源コネクタを新たに定義した。これまではIEC1076またはIEC603-2と呼ぶ仕様に準拠していた。