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　英ARM Ltd.は，近距離無線データ通信技術「Bluetooth」のベースバンド処理LSIとRFトランシーバLSIでのチップ間インタフェース「BlueRF」の要求仕様を公開した。同仕様は，あたかもHCI（Host Controller Interface）のように標準のインタフェースをチップ間に設定することで，それぞれのLSIの設計技術者の負担を減らし，開発コストの削減をねらいとする。

　主導するのはARM社と，スウェーデンEricsson社，米Intersil社，カナダMitel Semiconductor社，フィンランドNokia社，オランダRoyal Philips Electronics N.V.の6社。Bluetooth SIGの標準仕様ではなく，あくまでオプション仕様としての位置付けは変わっていない。 要求仕様は，伝送時のタイミング管理手法や，データ伝送プロトコル，プログラミング・モデル，制御用信号，消費電力の制御，などの規格化が必要になると指摘している。