マイクロソフトは,1999年3月下旬から,Windows NT 4.0用の「Internet Explorer 5.0」の配布を開始する。すでに報じたWindows 98の機能拡張と同時に実施される見込みである(1999年1月20日のニュースを参照)。
さらに,1998年12月16日から配布を開始したWindows NT 4.0の不具合を修正する「Windows NT 4.0 Service Pack 4 日本語版」についても,Internet Explorer 5.0の配布以降に,早くも次のService Packの配布が予想される(1999年1月13日のニュースを参照)。配布以降に不具合の報告がぞくぞくと集まっているからである。たとえば,Service Pack 4.0を組み込むことでフォント・サイズが変わってしまうなど,新しい不具合が発生する。業務用の帳票を扱うアプリケーション・ソフトウエアなどでは,表示の桁がズレるなどの重大な影響が起こりうる。