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 米国で開催中の「1999 IEEE Intentional Solid-State Circuits Conference」(ISSCC99)で,SCEと東芝は,マイクロコントローラに集積したCPUコアについて講演を行なった。MIPSIVアーキテクチャを基にした命令セットに,107個の独自命令を追加した。Dhrystone2.1ベンチマークで図った演算性能は,250MHz動作時に 363MIPSである。

 このCPUコアにはブレーク・ポイントの設定機能やプログラム・カウンタの出力機能,バスのトランザクションをモニタする機能などを組み込んでいる。このため,今回発表したマイクロコントローラは,家庭用ゲーム機に搭載するマイクロコントローラそのものではなく,ゲーム・ソフトウエアなどを開発するための,評価用チップである可能性が高い。チップ全体の面積が17×14.1mm2と組み込み用途には大きいのもこのためとみられる。

 なお,今回発表したマイクロコントローラとは別に,125MHzで動作するレンダリング処理用LSIが存在することも明らかになった。ただしISSCC99では,レンダリング処理用LSIについての発表はなかった。