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 ソニーは,著作権保護技術を盛り込んだインターネット音楽配信方式「Super MagicGate(仮称)」を開発した。音楽コンテンツの著作権保護技術を検討する業界団体SDMI(Secure Digital Music Initiative)に提案する(関連記事)。同社の小型メモリ・カード「メモリースティック」で使うディジタル著作権の保護技術「MagicGate(仮称)」や,パソコンで使うディジタル著作権保護技術「OpenMG(仮称)」も,併せてSDMIに提案する(関連記事)。今後,技術ライセンスの準備を進める。

 Super MagicGate方式は,同方式対応サーバと対応機器から成る。サーバと機器は,それぞれMagicGate専用の暗号化LSIを組み込む。コンテンツを配信する際は,サーバと機器の間で相互認証を行ない,暗号化したコンテンツをサーバから機器に送信する。配信されたコンテンツは,Super MagicGate対応機器でしか再生できない仕組みとする。

 特徴は,コンテンツの配信事業者が再生可能回数や再生期間といったコンテンツの利用条件を設定できること。たとえば,配信したコンテンツを10回だけ再生できるとか,1週間だけ利用できるといった設定が可能。1度販売したコンテンツの利用条件を変更することも可能にした。たとえば,期間限定で購入したコンテンツをユーザが手続きを踏むことで限定を解除したりできる。

 課金は,配信したコンテンツの利用回数に応じてサーバ側で行なう。ネットワークに接続された状態でコンテンツを利用する場合,その利用開始時にサーバ側で課金や権利処理を行なう。携帯型音楽プレーヤなどでコンテンツを利用する場合は,利用履歴情報などを記録しておき,携帯型音楽プレーヤを次にネットワークに接続したときにまとめて課金する。