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 DaimlerChrysler AGは,1998年に環境関連事業で13億米ドルを投資したことを8月19日に発行した「Annual Environmental Report」のなかで明らかにした。なかでも最大の投資が排出ガス低減に関する研究開発で,8億1300万米ドルに上った。

 1992年と1998年の自動車生産台数を比べると,旧Mercedes-Benz社では80%程度,旧Chrysler社では40%以上増えた。ただし,DaimlerChrysler社の生産工場から排出されたガスは大幅に減り,たとえば硫黄酸化物は50%以上低減できたという。

 研究開発では,燃料電池やハイブリッド・パワートレイン,燃料電池車「NECAR4」など「環境にやさしいシステム」の開発に注力した。さらに,塗料のリサイクル・プロセスを導入したことで,廃棄物や廃棄時にかかるコストなどを低減できた。旧Mercedes-Benz社と旧Chrysler社の連携も順調という。たとえば「The Environmental Post Merger Integration(PMI)Team」はうまく機能しており,全社員が従うべき「環境ガイドライン」などを作製している。