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 独BMW AG,独Siemens AG,独Motorola社が共同で策定した車内LAN(local area network)向け新インタフェース規格「SI(Safety and Information)Bus」を,BMW社が実車で採用するもようだ。SI Busはブレーキやエアバッグなど,一部の制御系装置や安全装置などから構成されるLANに適用する。データ伝送速度は10Mビット/秒で,伝送媒体にはプラスチック光ファイバを用いる。接続のトポロジはスター型(一部既報)。

 自動車業界では現在,自動車メーカによって異なる車内LAN向けのインタフェース規格を標準化する動きが活発化している。たとえば欧州では,カーナビなどの情報機器を接続する情報系車内LANで,データ伝送速度が24.5Mビット/秒のインタフェース規格「MOST」の採用を決める自動車メーカが増えつつある。

 ただし,制御系装置や安全装置などを接続でき,データ伝送速度が10Mビット/秒程度の車内LAN向け標準インタフェース規格はなかった。BMW社などはSI Busの仕様を公開し,標準インタフェース規格としての普及をねらう。さらに,同社はSI BusとMOSTを採用した乗用車「BMW 7シリーズ」を2000年末~2001年に発売するもよう。SI Bus向け光送受信器は,Siemens社が2000年10月から量産を開始する計画。