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 トヨタ自動車は,高度道路交通システムITSの技術開発の一環として,バスを利用した中距離輸送システムIMTS(Intelligent Multi-mode Transit Systems)の走行実験を東富士研究所内の専用コースで開始した(News Release)。

 IMTSは,専用道では複数のバスが列車のように隊列を組んで自動走行し,一般道では通常のバスと同じようにドライバによって走行する。 専用道を自動走行する場合,各バスは専用道に埋め込んである磁気センサを検知しながら走行レーンを保持する。さらに,車載ミリ波レーダによって前方の障害物を検知したり,車々間通信を行ないながら車間距離を制御して走行する。

 利用するバスは,新たに開発した低公害の圧縮天然ガス・エンジンを搭載する。最高速度は80km/h~100km/h,定員は70名~80名。隊列による自動走行は最大6台程度まで。また,今回建設した専用コースはコース周回長が1544m,最小半径40m,最大斜度7%。

 トヨタでは今後,IMTSの走行実験を通じてシステムの完成度を高めていくという。さらに,実験を公開することで活用方法に関する意見を多方面から収集,検討し,実用化につなげたい考え。