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 トヨタ自動車は,1998年度の環境への取り組み実績などをまとめた「環境報告書1999」を発行した。昨年に続いて2号目となる。

 このうち,「クリーンエネルギー車の開発と普及」という項目のなかでは,ハイブリッド車「プリウス」を1998年度末までに2万2000台販売し,クリーン・エネルギ車がトヨタの年間販売数に占める割合が初めて1%を超えたと紹介している。さらに,小型電気自動車「e-com」による地域交通システムの準備が1998年度中に終わり,1999年5月から豊田市内で実験を開始した。

 燃料電池電気自動車に関しては,早期実用化に向けて1999年6月に「FC技術企画部」を新設し,組織体制を大幅に強化した。さらに,電気自動車用充電システムの標準化や環境先進技術の共同開発で米General Motors Co.,次世代燃料に関してExxon Corp.と技術提携した。

 ITS関連では,カーナビなどを利用した車両運行管理システム「TIME-t」(タクシー用)を5月,「TIME-d」(運送業務用)を6月に商品化した。さらに,10月には自動料金収受システムETCの公道実験を香港で実施した。1999年3月にはIMTS(高度中距離・中量輸送システム)のテスト・コースを東富士研究所に完成させた。

 なお,同社のホームページでは「環境報告書1999」の全文を掲載している(News Release)。