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 米ANCOT社は,データ伝送速度が2Gビット/秒のFibre Channel用アナライザ「FCAccess2000」を発売した。対応可能な伝送媒体の種類や筐体寸法,トレース・メモリの容量に応じて18種類のモデルがある。伝送媒体は,同軸ケーブルか多モード光ファイバ,単一モード光ファイバの3種類,筐体は持ち運びが可能なポータブル型(形状は46cm×37cm×7.5cm,質量は約8.6kg)か据え置き型のいずれか,トレース・メモリは512Mバイト/1Gバイト/2Gバイトから選べる。

 マルチレベルでマルチチャネルのトリガを設定する機能がある。Fibre Channelの実効転送速度や使用率,エラーなどを監視するトラヒック監視モニタを搭載する。Ethernetポートを標準で備える。LANで接続した先のパソコンからリモートで制御することができる。

 ポータブル型は,CPUとして233MHzのPentiumプロセサを搭載した。据え置き型のCPUは400MHz動作のPentiumIIプロセサである。主記憶はいずれも128Mバイト。 価格はモデルによって異なる。もっとも廉価なのは同軸ケーブル対応のポータブル型モデル(トレース・メモリは512Mバイト),高価なのは単一モード光ファイバ対応で据え置き型モデル(同2Gバイト)980万円。

 2000年2月に出荷開始を予定している。国内ではヒットワークス(同社の情報はこちら→)が販売を行なう。