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 松下通信工業は、松下電器産業と共同で開発した情報系車内LAN向けインタフェース規格「HiQOS」を展示した。データ伝送速度は54Mビット/秒で、カーナビやスピーカ、ETC車載器用コネクタ、後方確認用CCDカメラ、CDチェンジャ、IrDA用受信部などを接続できる。用いるデータ伝送媒体はプラスチック光ファイバ。

 このHiQOSは従来から発表していたが、今回の展示では従来とは接続のトポロジを変更している。

 従来、同インタフェース規格の接続のトポロジは「リング」だったが、今回はこれをリングとツリーを組み合わせたものにした。「リングとツリーをハイブリッド化することで、リングだけのトポロジよりも信頼性を高められる。1998年春にこの新しいトポロジに変えた」(同社の説明員)という。

 接続のトポロジを表現すると、四つ葉のクローバのように、最大で四つのリングが一つの中心点で結合したかたちになっている。仮にどれか一つのリングが故障しても、ほかの三つのリングはそのまま稼動できる。従来のリングだけのトポロジでは、リング内の1個所が故障しただけですべてのデータ伝送が中止されてしまう。今回、それぞれのリングには理論的に最大60個のノードを接続できる。ノード間の距離は最大30m。さらに現在、データ伝送速度が100Mビット/秒以上の高速版を開発中という。