PR

 郵政省は,アナログ・ハイビジョン放送の打ち切りスケジュールなどを電波監理審議会に諮問した。「アナログ・ハイビジョン放送は,現在使用している放送衛星BS-4の運用終了時期までに打ち切る」とした。

 郵政省のこの諮問に対しては,NHK(日本放送協会)は静観の構えである。昨年末の2003年打ち切り報道時のような,抗議などの予定はないという。「現行BSの設計上の寿命は2007年だが実際には2年程度の延長は可能である。これだけの時間があれば,十分に移行は可能である。今後は,関係者と協力をしながら,ディジタル放送への移行が円滑に進むよう努力をしていきたい」(広報室)とした。NHKも納得するスケジュールが示されたことで,アナログ・ハイビジョン退場の道筋が決まったことになる。

 今回の諮問では,(1)NHKが1チャネルのディジタルHDTV放送を実施すること,(2)アナログ放送の終了時期までに,2チャネルを限度にNHKの放送チャネル数の枠組みを決める,などの方針も合わせて諮問された。