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記者会見前に握手して撮影に応じる松下電器産業 社長の森下洋一氏と任天堂 社長の山内溥氏
記者会見前に握手して撮影に応じる松下電器産業 社長の森下洋一氏と任天堂 社長の山内溥氏
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 任天堂は,2000年末をメドに次世代ゲーム機を出荷する。松下電器産業が開発する,著作権保護機能を強化した専用のDVD-ROM装置を使う(関連記事)。インターネットに接続するための通信機能が組み込まれるもよう。

 開発コード名は「Dolphin」。DVD-ROMの記録フォーマットや記録容量は,既存のDVD-ROMディスクと異なる可能性があるという。大容量の書き換え可能な記録媒体の利用については明言を避けた。発表会では,任天堂の山内溥社長が「書き換え可能なDVD装置を搭載する」と発言したあとで,同社製造本部開発第3部部長の竹田玄洋氏がこれを否定する一幕があった。

 松下電器産業は,任天堂の次世代ゲーム機に,各種のDVDソフトを再生する機能を加えた複合機を同時期に出荷する。再生できるDVDソフトのフォーマットは,「すべてのフォーマットに対応する」(松下電器産業 社長の森下洋一氏)という。携帯型のプレーヤや,いわゆるホーム・シアタに組み込む据置型の機種を検討している。なお,松下電器はゲーム機単体の販売はしない。

 さらに両社は,「X21」と呼ぶ家庭向けの情報機器の開発も進める。「まだ両社で話し合いを始めたばかり。具体的なことはいえない」(森下社長)。松下電器が発売する複合機に,家庭内ネットワークを制御する機能などが付け加わるもよう。松下電器産業が作成したプロモーション・ビデオによると,「ホーム・サーバが中核になるエンタテイメント・ネットワークと,パソコンが中核になるクリエイティブ・ネットワークをつなぐもの」と説明していた。