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 ソニーは新型音楽プレーヤ「Rolly」の披露イベントを東京・目黒区のホテルで開催した(Tech-On!関連記事)。以下,報道陣向けの「Rolly Debut Party」で撮影した写真を使って新製品を紹介する。

 Rollyの可動部は合計6カ所。(1)タマゴ形の筐体を支えるように設けられたホイール部分と,(2)スピーカのフタ(アーム部分),そして(3)フタの根元部分(ショルダー部分)。(1)~(3)はそれぞれ筐体の左右に設けられているので全部で6カ所になる。これら6カ所に1つずつと筐体の上下左右の認識用に1つ,合計7つの3軸加速度センサを搭載している。

 操作の仕方は大きく2通り。筐体を持ち上げて操作する方法とテーブルなどに置いたまま操作する方法だ。

 持ち上げて操作するときは,どちらか任意のスピーカを上にして筐体を縦に持つ。すると加速度センサが上下を認識して,上側のアームが開く。この状態で上側のホイールを回すと次の曲に進んだり前の曲に戻ることができ,下側のホイールを回せば音量の調節ができる。

 筐体をテーブルなどに置いて操作するときは,「SONY」のロゴを正面に向けてまっすぐ前後に動かすことで曲送りができ,水平方向に回転させることで音量が調節できる。回転させた後,しばらくすると筐体が自動的に,回転する前の角度まで戻る機能も備えている。

 LEDは左右に1つずつ搭載した。ホイールのそばに透明な部分を設けてあり,内部でLEDが点灯するとそこから光を鑑賞できるようになっている。赤,青,緑の組み合わせで約700色を表現できるという。

 音楽に合わせたRollyのダンスは「モーション」と呼ばれる。モーションの再生には3つのパターンがある。同梱のパソコン用ソフトウエア「Motion Editor」でユーザーが作成した通りに動く「カスタムモーション機能」と,Motion Editorでモーションを自動生成させて動かす「おまかせモーション機能」,本体側で音楽を解析して動く「セルフモーション機能」の3つだ。Motion Editorや本体側に備えた音楽解析機能は,ネットワークAV機器「ネットジューク」やパソコン「VAIO」で採用している「12音解析」を継承したものだ。リズムやテンポ,コード進行などを解析できる。

 Motion Editorでは,可動6カ所についてそれぞれ動きを設定しておける。LEDの光り方も設定でき,画面左のプレビューで動きを確認できる。ソニーは,自作のモーションをアップロードしたり,ほかのユーザーが作ったモーションをダウンロードしたりできるファイル共有サービス「Rollyモーションパーク」を近日開設予定だ。

 大きさは104×65×65mm3,重さは専用のLiイオン2次電池を含めて300g程度。Rollyは動きが激しいため,電池収納部分のフタは簡単には外れないよう,すりわり付きねじで留めてある。これはコインなどで回して開けられる。

 タマゴ形の中央部はほとんどが電池収納スペースになっている。電子部品などはその周囲に実装した。

 フタを開けて電池を取り出さなくても,専用クレードルで充電できる。

 発表前は,米Apple Inc.の携帯型音楽プレーヤ「iPod」への対抗を狙った製品かと噂されたが,Rollyにはヘッドホン端子がなく,持ち運べる大きさではあるが,どちらかといえば据置型プレーヤに分類される製品だ。「iPodとRollyは使い方が違う。個人で音楽を楽しむのがiPodなら,Rollyは仲間で音に合わせた動きを楽しもうというもの」(ソニー 広報)。開発チームの主体はオーディオ担当のエンジニアだが,「AIBO」の開発に携わったエンジニアも参加。音質よりもエンターテインメント性を重視した。

動画 音楽ではなく人の声に合わせた「モーション」も可能(約45秒)
(写真をクリックするとビデオが再生されます)

※記事掲載当初,音声付きの動画を掲載していましたが,ソニーより,このコンテンツについては著作権の許諾を得ていないとの申し入れがあったため,音声は削除しました。ご了承ください。

(動画の公開は終了しました)

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