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 富士通日立プラズマディスプレイ(FHP)は,PDPを製造する宮崎事業所において,生産を三番館に集約し,二番館の稼働を停止する。日立製作所が2007年4月~9月期の業績予想の修正を発表する中で明らかにした。

 宮崎事業所では現在,37型,42型,55型,60型のPDPを製造する二番館と,42型,50型の製造に特化した三番館が稼働している。二番館はFHP設立の時点で既に稼働していた旧型施設で,三番館は2006年末から本格稼働している新施設だ。FHPでは生産効率の高い施設に生産を集約する考えで,2007年10月末に二番館での生産を休止する。

 日立製作所は2008年度(2008年4月~2009年3月)に250万台のPDPテレビを出荷する計画だが,これに向けたパネルの供給は「三番館で十分にまかなえる」(日立製作所 広報)。二番館で製造していた品種を三番館でも製造する予定だが,37型など液晶テレビに押されがちな品種については今後,生産の終了も検討していくという。

 なお,二番館の生産休止により,日立製作所は約150億円の減損損失を計上する。これに伴って,2007年4月~9月期の純損益を100億円,下方修正した。連結売上高は4兆9500億円(前年同期比3.8%増),営業利益は900億円(同354.5%増)で据え置き。純損失は350億円の見込みとなった。

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