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世界におけるPNDの出荷台数と売上高の予測
世界におけるPNDの出荷台数と売上高の予測
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 米iSuppli Corp.は,車載用ナビゲーション機器市場で,今後GPS機能付き携帯電話機が成長するとの予測を発表した(発表資料)。

 GPS機能を使った車載用ナビゲーション機器を大別すると,組み込み型のシステムとPND(perspnal navigation device)の2種類がある。現在はPNDの成長が大きく,同時にPNDメーカーは激化する市場の中で,シェアを維持しようと価格を積極的に下げているという。2006年の平均販売価格は,対前年比で23%下落した。しかし,大幅な価格下落にも関わらず,2013年のPNDの売上高は2006年比で約4倍の165億米ドルに達する見通しとiSuppli社は分析する。

 一方,GPS機能を使った車載用ナビゲーション機器として,GPS機能付きのスマートフォンへの関心が高まっているという。GPS機能付きスマートフォンは,高感度のA-GPS(Assisted Global Positioning System)による正確な位置検出に加え,無線によってインターネット接続が可能である。

 iSuppli社によれば,2010年におけるGPS機能付き携帯電話機の出荷台数は2億5000万台に達する見込み。2006年の出荷台数は7000万台強であり,出荷台数は4年間で3倍以上になる見通しだ。この一部でもナビゲーション機能を搭載すれば,GPS用の半導体メーカーだけでなく,地図メーカーや位置情報サービス(LBS:location based services)向けのメモリ・メーカーにとっても,売り上げを伸ばす大きな機会となる。

 GPS機能付き携帯電話機市場の牽引役としてiSuppli社は,米国においていわゆる「E911」機能採用が義務付けられたことを挙げる。E911は,交通事故などの緊急通話時に,携帯電話の通信事業者がユーザーの位置を特定する機能。米FCC(Federal Communications Commission)が携帯電話の通信事業者に対して義務付けている。このほか,携帯機器にLBSサービスや地図を提供する企業,米Yahoo! Inc.や米Google Inc.といった検索サービスを提供する企業も,GPS機能付き携帯電話機の市場の成長に貢献するという。

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