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 キヤノンは,画像を自動的に補正する機能を搭載したインクジェット・プリンター「PIXUS」シリーズ7機種を発売する。デジタル・カメラなどで撮影した画像を印刷する際に,その画像に人物の顔が含まれているかどうか,夜景であるかなど,撮影シーンの解析を行い,一般的に「美しい」と感じられるような調整を行うという。例えば,人物写真なら顔の部分を明るくする,風景写真ならコントラストをくっきりさせるといった調整を自動的に行う。もちろん,この機能をオフにして印刷することもできる。

今回発売する7機種。内訳は複合機が4機種,単機能プリンターが2機種,フォト・プリンターが1機種。
今回発売する7機種。内訳は複合機が4機種,単機能プリンターが2機種,フォト・プリンターが1機種。 (画像のクリックで拡大)

 7機種のうち,中核となるのは人気機種「MP600」(Tech-On!関連記事)の後継機となるインクジェット・プリンター複合機「MP610」。2006年度モデルのMP600は発売1年足らずで100万台の出荷を達成。MP610はプリント・ヘッド技術「FINE(Full-photolithography Inkjet Nozzle Engineering)」の搭載やドーナツ形ボタンの表面をなぞって操作ができる「Easy-Scroll Wheel」の採用など,この「史上最大のヒットモデル」(キヤノン広報)の機能を引き継いだところが多い。

 改良点は,インク・ノズル数を6144から7680に増やしたことや,全8色だった顔料インクを全10色としたこと,印刷時間を短くしたこと(L判フチなしは24秒から18秒へ,A4フチありで51秒から38秒へ),電源を入れてから操作できるようになるまでの時間を20秒から4秒へ短縮したこと,筐体の高さを194mmから188mmへ低くしたこと(幅と奥行きはそのまま)など。

 発売時期は2007年10月上旬を予定している。価格は7機種ともオープンだが,MP610で実勢2万8000円前後になる見込み。キヤノンは2007年のプリンターの国内市場シェア目標を,インクジェットで48%以上,昇華型で80%以上,家庭用プリンター全体で50%以上に据えており,現在までのところ,目標は達成できる見通しとしている。

CMキャラクターは前年に続いて,山田優さん(中央),蒼井優さん(右),夏帆さん(左)。今回も両親と離れて暮らす三姉妹役を演じる。
CMキャラクターは前年に続いて,山田優さん(中央),蒼井優さん(右),夏帆さん(左)。今回も両親と離れて暮らす三姉妹役を演じる。 (画像のクリックで拡大)

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