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画面寸法別の液晶モニター出荷台数の推移
画面寸法別の液晶モニター出荷台数の推移
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 IDC Japanは,2007年第2四半期におけるパソコン用モニターの国内市場の調査結果を発表した(発表資料)。出荷台数は約154万台で,前年同期から7.0%減少した。第2四半期はパネル価格も高騰し,パソコン用モニター・メーカーの利益確保が難しい状況になったという。出荷台数全体のうち99.9%は,液晶モニターが占めた。

 液晶モニターの出荷台数を画面寸法別に見ると,17型が依然として主力となっており,全体の43.7%を占める。しかし,17型の出荷台数シェアは前年同期から4.0ポイント減少しており,今後はより大型のモニターへ移行が進むとみる。IDC Japanは,市場全体に占める19型のシェアが,2009年には17型のシェアを上回ると予測している。現在,企業向けの出荷では19型への移行が始まりつつあるとする。

 メーカー別の出荷台数シェアを見ると,首位はアイ・オー・データ機器。16.1%のシェアを占めた。2位は三菱電機で,シェアは15.8%。アイ・オー・データ機器とは0.3ポイントの僅差となった。3位はデルである。ただし,このメーカー別シェアは,主要なパソコン・メーカーがデスクトップ・パソコンとともに,自社ブランドで出荷した数を除いて集計したもの。 主要パソコン・メーカーが,デスクトップ・パソコンと共に出荷した分についてのシェアは,首位がデル,2位がNEC,3位が富士通だった。この順位は,パソコンの出荷台数シェアにおける順位と同じという。

 IDC Japanは,「企業向け,グラフィックス向け,動画視聴向けなどの用途によって,パソコン用モニターに求められるニーズが多様化している。メーカーは,各々の経営資源や技術力などを踏まえて戦略的な開発,販売をすることが必要」としている。