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 米Microsoft Corp.は2007年9月27日,「Extenders for Windows Media Center」を発表した。パソコンで録画しておいたテレビ番組を,ほかの部屋に置いたテレビなどで視聴するための機器で,米Cisco Systems,Inc.のLinksys事業部門や,米D-Link Corp.,米Hewlett-Packard Co.,米Niveus Media,Inc.が製品化を発表している。いずれも,今年末のクリスマス商戦に向けて出荷を開始する予定。

 Extenders for Windows Media Center対応機器を使うことにより,高画質の動画や画像を家庭内のどのテレビからでも視聴できるようになる。例えば,ある部屋で途中まで見た動画を,ほかの部屋に移動してその場所から再現するといったことができるという。対応する動画形式はDivX,XVid,H.264,WMVなど。価格はメーカーや機器構成にもよるが,明らかになっているものは300~350米ドル程度である。

 合わせてMicrosoft社は「Internet TV」サービスのベータ・テスト開始を発表した。MSN Videoで提供するコンテンツが対象で,Windows Media Centerで視聴可能なチャネルの一つとして追加される。TVチューナーが付属しないパソコンでもテレビ番組を試聴できるようになる。米YuMe Networks社の広告プラットフォームを使って広告する代わり,視聴者は無償で閲覧できる。従来のMSN VideoではWWWブラウザーに表示される画面の一部のエリアにしか動画を表示できなかったが,Windows Media Center経由で視聴することで画面一杯に使った動画を表示できるようになる。