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図1  DLNAのデバイス・クラス
図1  DLNAのデバイス・クラス
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図2 ロゴ認証試験の実施手順
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 データ伝送技術の規格認証試験や相互接続試験を代行するアリオンが,DLNA (Digital Living Network Alliance)の最新版であるVersion 1.5(Ver.1.5)に対応したロゴ認証試験の受託を開始した(ニュース・リリース)。DLNAは,家庭内ネットワークでデジタル機器同士やパソコンを相互接続させるための設計ガイドラインである。アリオンは,DLNAから認証機関として認定されている。DLNAとしてICVとして認定されている企業は複数あるが,Ver.1.5に対応したのは同社が初めて。

 前バージョンのVersion1.0(Ver.1.0)では,試験対象になるデバイス・クラスとしてDMS(digital media server)と DMP(digital media player)の二つがあった。アリオンが今回開始したロゴ認証試験では,これら二つにデジタル・カメラなどの携帯機器の接続を想定したM-DMS(mobile digital media server)とM-DMS(mobile digital media player)の二つを加えた合計四つに対応する。Ver.1.5 ではプリンターによる印刷などを想定したデバイス・クラスも定義している。ただし,相互接続を確認するためには,少なくともプリンター用の接続モジュールを供給するメーカーが2社とプリンターを供給するメーカーが2社,必要になる。現状では,該当するメーカーが存在しないためロゴ認証試験を実施できない。アリオンは,対応する製品を販売するメーカーが現れ次第,対応していく計画である(図1)。

 ロゴ認証試験の実施手順は,以下の通り(図2)。まず試験前にDLNA に加盟する。そして無線LANを通じて機器を接続する場合にはWi-Fi,DMSやM-DMSを試験対象にする場合にはUPnPの規格認証試験に合格しておく。アリオンに試験を申し込むのと同時に,試験機関のスケジュールを管理しているDLNAのWWWサイトから認証試験を受けるための登録をしておく。そして,申込書,試験対象となる機器の仕様書,試験対象となる機器2台とドライバ・ソフトウエア,開発時の事前試験の結果を示すデータなどを用意してアリオンに試験を委託する。アリオンでの試験に合格すれば,ロゴを製品に張って販売することができるようになる。これらの手順はVer.1.0に対応したロゴ認証と同等である。