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 調査会社の米Frost & Sullivan社は,車載向けマイクロコントローラの世界市場の調査結果を発表した(発表資料)。車載向けマイクロコントローラの需要は急速に拡大しており,2006年の売上高は58億3000万米ドルで,2010年には95億2000万米ドルに達する見通しという。

 同社はこの成長の要因として,人為的ミスを減らすことを目的とした電子部品の搭載が増加してきたことや,レーダーや超音波センサ,カメラ,駐車補助システムといった安全性を高める機能が増えてきたことを挙げる。加えて,ハイブリッド車や電気自動車の販売増,特にアジア地域における自動車の販売増,排出ガス規制なども貢献しているとする。

 ただし,高品質の電子部品への要求が増すと,少ビット・マイコンを供給するメーカーのシェアを,多ビット・マイコンを供給するメーカーが奪うという事態を引き起こすとFrost & Sullivan社は分析する。少ビット製品を供給するメーカーは,高成長を見込める発展途上国向けに注力することによって,シェア回復の可能性があるとする。

 また,自動車メーカーは車載向け半導体メーカーと協調して課題解決に挑むことで,売上高の増大につなげられる可能性があるという。両社が協力することによって,半導体メーカーなどが提供できる技術と自動車メーカーが期待する技術のギャップを埋められるとする。

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