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小型インスリン注入システム(1)
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小型インスリン注入システム(2)
小型インスリン注入システム(2)
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患者が携帯しやすいようにシステム全体を小型化した
患者が携帯しやすいようにシステム全体を小型化した
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左側がポンプ,右側が無痛針。いずれもMEMS技術で製造した
左側がポンプ,右側が無痛針。いずれもMEMS技術で製造した
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ポンプ/タンク部の内部。表面に見えているのがタンクで,この裏にポンプがある
ポンプ/タンク部の内部。表面に見えているのがタンクで,この裏にポンプがある
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 伊仏STMicroelectronics社は,スイスDebiotech社が開発し,STがMEMS(micro electro mechanical systems)技術でポンプ部を製造した小型インスリン注入システムを「CEATEC JAPAN 2007」に初展示した。STは糖尿病の治療に利用するインスリン注入システムの製品化に向けて,Debiotechと戦略的協業契約を締結したことを既に発表済み(関連記事)。2008年にもDebiotech社が商品化する。

 展示した小型インスリン注入システムは,インスリン・ポンプ/タンク部と電池/マイコン部の二つに分かれている。ポンプ部をSTがMEMS技術で低コストに量産することでポンプ/タンク部を使い捨てできるようにした。MEMS技術で製造した小型ポンプの外形寸法は6mm×10mm×2mmと小さく,従来のポンプに比べて約1/4の体積を実現している。ポンプの1ストローク当たりの吐出量は150nL(ナノ・リットル)で,吐出量のバラつきは±5%。患者の状態にもよるが,1回の装着で約1週間の連続使用が可能とする。なお,展示ではMEMS技術で製造した無痛針も参考出品した。今回のDebiotech社のシステムとは直接関係ないものの,実用化できれば患者への負担を大幅に減らせるという。

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