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100aFの微小静電容量を検出できる技術を展示。黒い部分に検出用の電極が埋め込まれている
100aFの微小静電容量を検出できる技術を展示。黒い部分に検出用の電極が埋め込まれている
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手の平を前に倒すとヘリが前進する
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ヘリポート上で一定時間ホバリングするとクリア
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 アルプス電気は,100aF(aは10-18)の分解能で微小静電容量を検出できる回路技術を「CEATEC JAPAN 2007」に展示した。ブースでは電極に手の平をかざすだけでヘリコプターを操縦できる体験ゲームを実演している。

 これまでの回路技術で検出できる静電容量の最小変化分は約5fF(fは10-15)だった。今回は,回路の雑音成分を抑制することによって,検出限界を約50倍改善した。平行平板電極を仮定した場合,容量変化を検出できる電極間の最大距離を従来の25cmから150cmに伸ばせるという。回路技術はアルプス電気の関連会社である米Cirque Corp.と共同で開発した。回路はチップに集積しており,チップ寸法は5mm角のパッケージに入る大きさとする。

 体験ゲームでは,電極上にかざした手の平の角度を変えることでヘリを前後左右に動かし,ヘリポートまで誘導する。こうした使い方のほかに,既存の圧力センサや加速度センサに組み込む用途も想定する。より小さな静電容量変化を検出できるので,センサ素子を小型化できる。実用化時期は未定だが,既に複数のユーザーが評価しているという。

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