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図1.日本ビクターが開発した最薄部が3.7cmの42型液晶テレビ。画素数は1920×1080のいわゆるフルHDである
図1.日本ビクターが開発した最薄部が3.7cmの42型液晶テレビ。画素数は1920×1080のいわゆるフルHDである
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図2.最薄部の厚さは3.7cm。同社従来品と比べて92mm薄くなった
図2.最薄部の厚さは3.7cm。同社従来品と比べて92mm薄くなった
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液晶パネルの厚さは20mm,従来品と比較して15.3mm薄い。自社で開発した薄型バックライトを採用したためとする
液晶パネルの厚さは20mm,従来品と比較して15.3mm薄い。自社で開発した薄型バックライトを採用したためとする
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 日本ビクターは2007年10月2日から開催されているCEATEC JAPAN 2007の会場内で記者会見を行い,出展中の最薄部の厚さが3.7cmの42型液晶テレビを薄型化するために用いた技術の一部を明らかにした(Tech On!の関連記事,図1,図2)。

 液晶テレビの薄型化を実現するために,バックライトを自社で開発したとする。「液晶パネルの厚さは主に,バックライトの厚さで決まる。ただし,単純にバックライトの薄型化をすると輝度ムラが発生しやすい」(日本ビクター)。輝度ムラを抑えつつ薄型化を達成するために,自社でバックライトの光学系を新たに開発したとする。理論とシミュレーションの両方向から,最適化することで拡散効率と輝度を両立したとする。液晶パネルの厚さは同社の従来品の35.3mmから20mmとなり15.3mm薄くなった(図3)。加えて,フリンジ部分を再設計することで,狭額縁化を同時に達成したとする。額縁幅は同社従来品の22.4mmから13.0mmとなり9.4mm狭まった。

 液晶パネルの調達に関しては,バックライト組み立て前の液晶パネルをパネル・メーカーから調達する。その後,自社でバックライトを組み立てるという。

 開発した液晶テレビは,2008年3月に欧州で発売を予定している。順次,日本や米国で販売していくとする。展示品の画素数は,1920×1080画素のいわゆるフルHD品であるが,販売するテレビの画素数などの仕様については,「現在,検討中」(日本ビクター)という。販売価格に関しては具体的には示さなかったが,「現在の液晶テレビに対して,数万円は高くする予定」(同社)。

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