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デモの概観。画面を4分割し,それぞれの描画をそれぞれのCPUコアに割り当てた。
デモの概観。画面を4分割し,それぞれの描画をそれぞれのCPUコアに割り当てた。
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スヌープ・キャッシュを利用したSMP型の構成。
スヌープ・キャッシュを利用したSMP型の構成。
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それぞれのCPUコアで個別にOSを動作させるAMP型の構成も可能。
それぞれのCPUコアで個別にOSを動作させるAMP型の構成も可能。
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試作LSIの概観。
試作LSIの概観。
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 ルネサス テクノロジは,32ビット・CPUコア「SH-4A」を4個搭載したマルチコア型LSIの試作品を参考出展した。スヌープ・キャッシュを備えており,「SNC(Snoop Controller)」により四つのCPUコアの間でキャッシュを同期,SMP型の構成を取れるようにした。会場ではSMP型Linuxを動作させ,複数のスレッドを生成・消滅させる実演を行っていた。主にカーナビなどの情報系車載機器向けを想定しており,2008年中にデュアル・コア型の製品を投入する計画という。今回の試作LSIの製造技術は90nmだが,製品版では65nmになる見込み。

 今回のLSIの開発当初,SH系向けのSMP型Linuxカーネルは開発されていなかったため,同社のM32R向けのSMP型カーネルの開発経験などを基にして新規にSH系向けに移植作業を行った。Linux以外の組み込みOSについては,現在,各OSベンダーにSH系向けの移植作業を打診しているという。

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