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「iLiad」の画面例
「iLiad」の画面例 (画像のクリックで拡大)

 アッカ・ネットワークスと神奈川新聞社,イーストの3社は,アッカ・ネットワークスが行っているモバイルWiMAX(IEEE802.16e)と無線LANのネットワーク実証実験の一環として,電子ペーパーを採用した携帯端末の動作検証実験を開始した(発表資料)。横浜市の日本大通り周辺地域で,2007年10月1日~10月5日まで実験する。

 今回の実験では,モバイルWiMAXと無線LANを使ったネットワークによる携帯端末へのニュース・コンテンツ配信サービスの事業性の検証や,電子ペーパーを採用した携帯端末とネットワークの動作検証を行う。実験には,オランダiRex Technologies社製の電子ブック「iLiad」とニュース記事の自動配信システムを利用する。iLiadは8.1型の電気泳動方式ディスプレイを搭載する携帯端末で,画素数は1024×768。外形寸法は155mm×217mm×16mmで,重さは390g。無線LANに対応する。アッカ・ネットワークスは,モバイルWiMAXと無線LANのブロードバンド環境の提供を,神奈川新聞社は配信するニュース・コンテンツの提供を,イーストはiLiadとコンテンツ配信インフラの提供および運用を担当する。

 アッカ・ネットワークスは,2006年12月から横浜市の市街地でモバイルWiMAXの実証実験を行っていた(Tech-On!の関連記事1)。この実験では,通信速度の測定やハンドオーバーの検証といった基本特性に加え,VoIP(voice over internet protocol)や動画配信,メッセージング・サービスといったアプリケーションの検証実験を行った。また,2007年7~11月の期間には,日本大通り活性化委員会と共同で「ワイヤレスLAN横浜プロジェクトIN 日本大通り」というプロジェクトを行っている。

同プロジェクトは,アッカ・ネットワークスが横浜市の日本大通りにあるオープン・カフェを中心に無線LANのアクセス・ポイントを設け,来訪者に無料で無線LANを提供するもの。アッカ・ネットワークスはこのプロジェクトで,無線LANとモバイルWiMAXのネットワークでサービスを提供した場合の利用シーンの検証などを行った。今回,神奈川新聞社らと行う実験は,ワイヤレスLAN横浜プロジェクトIN 日本大通りの一環である。 

 なお,現在アッカ・ネットワークスはNTTドコモと共同で,2.5GHz帯を利用する「広帯域移動無線アクセスシステム」事業の免許取得に向けて動いている(Tech-On!の関連記事2)。

実験イメージ
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