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 東芝プラントシステムとJFEエンジニアリングは,産業用発電設備の主要機器である蒸気タービン本体の設計/製造/販売面において協業契約を締結した。これにより,東芝プラントは東芝に加えてJFEエンジから100MW以下の蒸気タービンの供給を受けることが,JFEエンジは自社製品の適用範囲を高圧/高効率/大容量領域まで広げることがそれぞれ可能になる。かくて,「国内外の広範なユーザーに対し,最適な産業用発電設備の供給体制(設計/製造・調達/施工)が整う」。

 産業用発電設備は,国内では紙パルプ,鉄鋼,化学プラントなど主に素材メーカーの自家用発電設備としての,また東南アジア地域を中心とした海外では社会インフラ用の火力発電設備としての高いニーズを持つ。東芝プラントはこれまで,主に東芝が製造する蒸気タービンの供給を受けてきたが,今回の協業契約により,JFEエンジの100MW以下の蒸気タービンが供給ラインナップに加わる。

 一方,ごみ焼却設備や自家発電設備向けの蒸気タービン分野で製造実績があるJFEエンジでは,東芝から蒸気タービンに関する高圧化技術などの提供を受ける。具体的には,蒸気圧力が従来の10MPa以下から14MPa程度まで高まる。この結果,製品の適用範囲が高圧/高効率/大容量の自家発電設備領域まで広がり,海外を含めた事業規模の拡大が期待される。