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図1 「拍手音&ジェスチャー認識テレビ」のデモで,手をカメラで撮影し,手先の位置や動きによって操作している様子。テレビの上にカメラを搭載する。テレビ画面中央の青い四角の枠の中に,6個のアイコンとカメラで撮影した手の画像が表示されている。現状では,ユーザーは挙手した状態で操作しており,背景と手の識別を容易にしているという。手の形状を認識しているので棒状のものなどは認識しない。複数の手が写った場合は右上にある手先を優先するという。
図1 「拍手音&ジェスチャー認識テレビ」のデモで,手をカメラで撮影し,手先の位置や動きによって操作している様子。テレビの上にカメラを搭載する。テレビ画面中央の青い四角の枠の中に,6個のアイコンとカメラで撮影した手の画像が表示されている。現状では,ユーザーは挙手した状態で操作しており,背景と手の識別を容易にしているという。手の形状を認識しているので棒状のものなどは認識しない。複数の手が写った場合は右上にある手先を優先するという。
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 日本ビクターは,2007年10月2日に開幕した「CEATEC JAPAN 2007」において,拍手の音や手先の動きでテレビの操作を行う「拍手音&ジェスチャー認識テレビ」のデモンストレーションを展示している。同社では約2年ほど前から,拍手やジェスチャーによる操作の研究開発を行っているという。

 今回のデモンストレーションは,拍手の音声認識と手先の動き認識を使ってテレビを操作するというものである。拍手による操作をする場合,テレビの上部に設置したマイクで拍手の音を収集し,拍手のタイミングと回数によって操作する。例えば,普通にテレビを視聴している状態で2回拍手すると,画面の中央に音量操作とチャンネル操作のアイコンが表示される。2つのアイコンは交互に赤く点滅するので,赤いうちに再度1回拍手するとそのアイコンを選択し決定できる。テレビ自体の音声や周囲の音による誤動作を避けるよう,フィルタを工夫したという。

 手先の動きによって操作する場合,カメラで撮影した画像から手を検出し,手先の位置でアイコンを指定したり,指先の曲げ伸ばしによってアイコンをクリックする。具体的な操作は次のようになる。まず3回拍手すると画面の中央にアイコンが並んで表示される。アイコンが並んだ部分の背景には,カメラで撮影している手の映像が重ねて表示され,ポインタのような役割を果たす。指先の部分をアイコンに重ねることでアイコンを選択し,指先を曲げることで決定する。

 今回の展示では,画面に現れる操作ボタンなどの表示を3次元にすることで,ユーザーにとって分かりやすい表示になるように工夫した。実用化の時期は未定とする。

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図2 ジェスチャー認識についての展示パネル。
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図3 アイコンを選択したときの画面の様子。次の選択画面がパラパラと紙をめくるような3次元の画像で表現される。
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