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 カシオ計算機は,2007年度(2007年4月~2008年3月)の業績予想を下方修正した。連結売上高は2007年8月の前回予想から400億円引き下げて6100億円(前年度比2%減),営業利益は160億円引き下げて370億円(同23%減)とした。

 下方修正の主因は,携帯電話機事業の不振だ。市場シェアの低下に加えて,一部機種で部材の調達不足が生じたため,売り上げが当初予測を下回る見通しという。カシオは不足した部材を明らかにしていないが「夏モデルのW52CA,W53CAに特有の部品。下期には調達は安定する見込みだが,影響はしばらく続く」(同社広報)とする。この携帯電話機事業での販売減による利益率の低下のほか,中小型液晶パネルの価格下落,プロジェクタなどの情報機器の価格下落が全社の利益を圧迫している。