PR
富士電機システムズの太陽電池の試作品
富士電機システムズの太陽電池の試作品
[画像のクリックで拡大表示]

 富士電機システムズは,ドイツを中心に欧州から大型の引き合いがあったために,約70億円を投じて太陽電池を増産することを決めた。熊本工場に生産ラインを2つ新設して,2009年度の年間生産能力を現在の12MWから約40MWに引き上げる。
 さらに市場の動向を見ながら,数年後をメドに約300億円を投資して年間生産能力を約150MWまで高めることも検討する。その際には,ラミネートなどの後工程を欧州や中国などの消費地の近くで実施する可能性があるとした。

 富士電機システムズが製造するのは,フィルム基板を用いたアモルファスSi太陽電池である。軽くて曲がるという特徴を生かして,現在主流の結晶Si太陽電池とは異なる市場の開拓を狙う。
 富士電機システムズのほかにも,米United Solar Ovonic LLCや米Konarka社などがフレキシブル太陽電池を開発・生産している。さらに,2007年9月に米Xunlight Corp.がフレキシブル太陽電池への新規参入を表明し,競争が激しくなってきた(Tech-On!関連記事)

 日経マイクロデバイスは,2007年10月号から2号連続で太陽電池の最新動向を掲載します