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 釣り具向けリチウムイオン2次電池で発火事故が起きていたことが,経済産業省の発表で判明した。発火したのは,釣り糸を巻き上げるための「電動リール」に搭載されたリチウムイオン2次電池。製品の関連事業者が原因を調査している。

 発火事故は2007年9月19日に起きた。ユーザーが電動リールおよびリチウムイオン2次電池を自動車に乗せて帰宅し,自動車のドアを開けた際に,ドアから電動リールとリチウムイオン2次電池が転がり落ちた。拾い上げようとしたところ,リチウムイオン2次電池から発火したという。

 経済産業省は,この事故の概要を同年10月3日に受理しており,同月5日付文書「消費生活用製品の重大製品事故に係る公表について」で明らかにした。この事故は「ガス機器・石油機器以外の製品に関する事故であって,製品起因か否かが特定できていない事故」に分類されており,リチウムイオン2次電池のメーカー名や型番は公表されていない。