PR


HDD容量40Gバイトの新機種(写真:ソニー・コンピュータエンタテインメント)
 家庭用ゲーム機のシェア争いで苦戦が伝えられるソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)が,「プレイステーション 3」(PS3)の強化施策を相次いで発表した。国内では2007年11月11日,内蔵するハード・ディスク装置(HDD)の容量が40GバイトのPS3本体を発売する。希望小売価格(税込み)は3万9980円。

 新機種は「プレイステーション 2」との互換性がない,メモリ・カード用スロットを搭載しない,USBポートを4個から2個へ減らす,SACDメディアの再生に対応しないなど,現行機種から機能を絞り込んでいる。消費電力は現行品の380Wから280Wへ低減,本体の重さも現行品の5kgに対して4.4kgと軽くした。筐体色は従来の「クリアブラック」に加えて「セラミック・ホワイト」も用意している。

 さらに,SCEは従来から販売しているHDD容量20Gバイトの機種と60Gバイトの機種を,2007年10月17日から値下げする。これまで希望小売価格を4万9980円としていた20Gバイト機は4万4980円に,オープン価格としていた60Gバイト機は5万4980円に価格を改定した。

欧州や韓国でも強化策を発表

 子会社の英Sony Computer Entertainment Europe Ltd.(SCEE)も現地時間の2007年10月10日,40Gバイト機を発売する(Tech-On!関連記事)。加えて,60Gバイト機とソフトウエア,無線コントローラをセットにした「Starter Pack」を100ユーロ値下げするとしている。

 また,韓国Sony Computer Entertainment Korea Inc.(SCEK)は,韓国Korea Telecom Corp.が提供するビデオ・オン・デマンド型IPTVサービス「MegaTV」を,2007年11月からPS3で視聴可能にすると発表した。動画ストリーミング再生用のソフトウエアを無料ダウンロードして,KT社と契約すればMegaTVのフルHD映像を視聴できる。

 SCEは,2007年6月末までに世界累計で428万台のPS3を販売。2007年度(2007年4月~2008年3月)の販売目標は1100万台に据えている。第1四半期(4月~6月)の販売実績は71万台にとどまっているが,残る3四半期で1000万台以上を売り上げるという強気な計画だ。

《訂正とお詫び》
記事掲載当初,最終段落で「2008年3月末に累計販売1100万台を目標に掲げている」としていましたが,1100万台は累計ではなく2007年度の目標でした。お詫びして訂正します。記事本文は既に訂正済みです。

この記事を英語で読む