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 米Philips Semiconductors社は,USB2.0の仕様が正式に確定したことを受けて,トランシーバLSI「ISP1501」を発売した。プリンタ,スキャナや各種外部記憶装置などへの組み込みをねらう。

 NRZIの符号化/復号化回路,USB1.1仕様準拠のトランシーバ回路,USB2.0対応のトランシーバ回路,PLL(phase locked loop)回路,直列-並列変換回路(受信用),並列-直列変換回路(送信用)などで構成する。外部から12MHzのクロック信号を入力する必要がある。

 このLSIには,プロトコル処理を実行する回路(SIE:Serial Interface Engine)がない。SIEや機器に固有の回路を備えたASICと組みあわせる必要がある。SIEには,たとえば米Synopsis社や米inSilicon Corp.のUSB2.0用IPコアを利用することを推奨している。機器メーカがASICを設計するのを支援する目的で,Philips社はISP1501のビヘイビア・モデルを提供する。ASICとのインタフェースは16ビット幅で30MHz(480Mビット/秒に相当)。双方向でデータを転送する。 48ピンLQFPに封止する。電源電圧は+3.3V。2000年5月にサンプル出荷を始める。量産は7月以降を予定している。