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図1◎東芝デジタルメディアネットワーク社ストレージデバイス事業部 事業部長 池田隆之氏
図1◎東芝デジタルメディアネットワーク社ストレージデバイス事業部 事業部長 池田隆之氏
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「新しい技術を積極的に取り込み、他社に先駆けて商品化するのは当社のDNAです」。こう語るのは、東芝のストレージ事業を率いる同社デジタルメディアネットワーク社ストレージデバイス事業部事業部長の池田隆之氏である。東芝は、ノートパソコンやポータブルメディアプレーヤーなどに使う小型HDD(ハード・ディスク装置)に特化し、業界の大容量化を牽引する積極的な商品展開で小型HDD市場をリードする。同社は、小型HDDを世界で最初に車載用に商品化した実績を持つ。現在、同社の車載用HDDの世界シェアは80%以上に達する。池田氏に、車載用HDD参入の経緯、高い市場シェアを維持する理由、それを支える水平分業型事業モデルや今後の目標について聞く。

 東芝は、世界に先駆け車載用HDDを商品化し、現在では世界シェア80%を持っています。東芝の車載用HDD事業はどのように始まったのでしょうか。

 当社の車載用HDD事業は、米国のレンタカー会社のカーナビゲーション用に採用されたのが始まりです。出荷は1999年からです。その後、国内市場向けには2001年から出荷を始めました。

 車載用にHDDを開発した経緯についてお聞かせ下さい。

 東芝はHDDの新しい市場を開拓していくことに力を入れています。1990年から小型HDDに特化し、ノートパソコンを中心にした商品展開をしていました。ノートパソコン以外の分野への小型HDDの展開を考えたとき、有力な応用分野の一つが車載用でした。車載用では、衝撃や振動、そして温度変化などに耐えられることが求められます。そのような用途では、3.5インチよりも、2.5インチや1.8インチなど小型HDDが適していると考え、車載用市場を開拓しました。

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図2◎東芝の車載用40GB 2.5インチHDD。車載用HDDは累計600万台以上の出荷実績がある。
図2◎東芝の車載用40GB 2.5インチHDD。車載用HDDは累計600万台以上の出荷実績がある。
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