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 三洋電機と京セラは,三洋電機が京セラに携帯電話機事業を譲渡することで基本合意した(発表資料Tech-On!関連記事)。譲渡に関する優先交渉権を付与するというもので,今後,最終合意に向けて協議を進める。譲渡の対象になるのは,携帯電話機事業とPHS端末事業,PHS基地局事業,WiMAX基地局事業を中心とする無線通信システム事業である。譲渡対象事業の連結売上高は2007年3月期の実績で約2770億円だ。

 三洋電機は携帯電話機を国内で開発,量産を主に中国とマレーシアの工場で行ってきた。米国,カナダ,シンガポール,香港,オーストラリアには販売子会社を構えており,この事業に関わる正社員は全世界で約2000人に上る。2007年3月期の国内市場シェアは第7位の約7%と推計される。京セラは買収の狙いとして,製品系列の拡充,開発力の強化,三洋電機が北米市場などに持つ顧客基盤の獲得などを挙げている。

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