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レクロイ・ジャパンが発売した帯域幅が13GHzのリアルタイム・オシロスコープ「SDA 13000」
レクロイ・ジャパンが発売した帯域幅が13GHzのリアルタイム・オシロスコープ「SDA 13000」
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 レクロイ・ジャパンが,帯域幅が13GHzのリアルタイム・オシロスコープを発売した(ニュース・リリース)。製品名は,「SDA 13000」。ビット・レートが10Gビット/秒までのシリアル伝送技術に対応した機器や電子部品などの開発に向けている。PCI Expressの次世代規格である5Gビット/秒のGen2や,Serial ATAの次世代規格である6Gビット/秒のGen3の規格認証試験にも対応できる。また帯域幅を上げただけではなく,シリアル信号の高速化に対応した解析機能の強化もしている。

 SDA 13000のサンプリング速度は,40 Gサンプル/秒であり,取り込んだ信号を記録するメモリーは最大100Mワードである。またデジタル信号の品質を悪化させる要因として特に問題視されているジッタと符号間干渉を,原因ごとの要素に分解する解析ツールを搭載している。これによって,計測結果から開発品の改善点を効率よく洗い出すことができる。

 ジッタ解析に向けて,「Q-スケール解析」と「Q-スケール・プロット・ビュー」と呼ぶ二つの機能を搭載している。Q-スケールは,従来の解析ツールよりも迅速に回路内のジッタの原因を究明するための機能である。Q-スケール・プロット・ビューは,従来のバス・タブ曲線よりもずっと直感的にジッタ要素の特性を把握することができるようにするための機能である。

 符号間干渉の解析に向けて,周期性のないデータ・パターンでもデータ依存性を解析できるようにしている。従来,符号感干渉の解析では,繰り返しパターンの周期性を利用してデータ依存性の解析が行われてきた。しかし,実際には実動作環境下では繰り返しパターンが用いられないため,解析は不可能だった。

 SDA 13000の価格は,1360万円である。また,同社は今回の製品の発売に合わせて,13GHz帯域での信号の取り込みに向けた差動プローブ「D13000PT」も発売した。こちらの価格は,184万円である。