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 フルHD化とレコーダとのリンク機能の搭載により,薄型テレビの価格低下に歯止めがかかった---。市場調査会社のBCNが,2007年9月までの家電量販店22社の販売実績をもとに分析した。

 BCNの調べによれば,薄型テレビは2007年5月ころまで台数ベースの伸び率に比べて金額ベースの伸び率が低迷していたが,同6月以降,フルHD比率やリンク機能の搭載比率が高まるにつれて金額ベースの成長率も上昇しているという(下図)。2007年9月の液晶テレビ販売台数に占めるのフルHD比率は前年同期の9.6%に対して24.5%,PDPテレビに占める比率は前年同期の6.2%から27.3%へ拡大している。リンク機能の搭載比率も液晶テレビで前年同期の11.7%から63.3%へ,PDPテレビでは69.7%から76.1%へ上昇した。

 フルHD化はビデオ・カメラでも進んでいる。2007年2月にはビデオ・カメラの販売台数に占めるフルHD機種の比率はわずか0.1%に過ぎなかったが,同9月には42.9%まで拡大した。この動きと同期して,記録メディアにハード・ディスク装置(HDD)を採用する機種の売上比率が上昇している(下図)。