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Wii伝言板との連係機能を使い,お気に入りのURLを送ろうとしているところ
Wii伝言板との連係機能を使い,お気に入りのURLを送ろうとしているところ
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Wikipediaウィジェットを使って「Opera」の項目を閲覧しているところ
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 ノルウェーOpera Software社は,任天堂が2007年10月10日に配布を始めた「Wii」用のWWWブラウザー「インターネットチャンネル」の新版における機能向上の詳細を明らかにした。同社によると,インターネットチャンネルの内部で利用しているOpera社のWWWブラウザー機能のバージョンが9.1から9.3に上がったほか,USBキーボードとウィジェットに対応し,「Wii伝言板」との連係機能を追加するなどした。

 任天堂は2007年10月10日にWiiのファームウエアを3.0から3.1に更新した。任天堂がWiiのサポート用のWWWページで明らかにしている情報によると,今回の更新でUSBキーボードにハードウエアとして正式に対応した(バージョン3.1ファームウエアの情報が書かれた任天堂のWWWページ)。

 インターネットチャンネルがUSBキーボードによる入力機能に対応したのは,このファームウエア更新にあわせた形である。追加されたWii伝言板との連携強化は「お気に入り」に保存したURLや現在閲覧中のWWWサイトのURLを,友人へのメッセージに添付して送れるようにしたというもの。メッセージを受け取った側がURLをクリックすると,インターネットチャンネルが起動してそのWWWサイトが閲覧できる。これにあわせて「お気に入り」に保存できるURLの数を9個増やして56個にした。

 インターネットチャンネルの今回の機能強化の中で,最も注目すべきなのはウィジェット機能に対応する「ウィジェットビューモード」の導入であろう。Opera社が提供する専用のWWWサイト(widgets.opera.com)にWiiからアクセスすると,Wiiで利用できるウィジェットがダウンロードできるしくみ。現在すでに,カレンダー,ニュースリーダー,ネットラジオなど「100個弱のWii用ウィジェットを配布中」(Opera社東京オフィス広報)であるという。

 インターネットチャンネルのウィジェット機能には,表示に必要な画面サイズや対応するJavaScrptのバージョンなどに制限がある。そのため,Opera社がパソコン用Operaブラウザーなど向けに配布している1300個以上のウィジェットがそのまま使えるわけではない。そこでOpera社は既存のウィジェットを精査し,必要に応じてWii用に改変して配布している。セキュリティを確保するため,Opera社の運営する専用サイト以外からWii向けのウィジェットをダウンロードして使えないしくみになっているという。サードパーティ製のウィジェットに関しても同社のWWWサイトを経由して配布する形になる。

 なお,今回任天堂は,Wiiのファームウエアやインターネットチャンネルの更新や機能強化に関する情報を,同社のWWWページなどでは積極的に明らかにしていない。ユーザーへはWiiが内蔵するメッセージ送付機能を通じて,個々に通知するという形をとっている模様だ。

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