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 米Du Pont社エンジニアリングポリマー事業部は2007年10月15日,北南米をはじめ欧州,中東,アフリカ,日本・アジア太平洋地域で,2007年11月1日以降に出荷する熱可塑性樹脂を値上げすると発表した。同社が展開する熱可塑性樹脂の多くが工業製品に使われる高性能樹脂。自動車や電気電子製品のメーカーには材料コストの上昇となって影響を与えそうだ。

 主な樹脂の,日本を含むアジア太平洋地域における標準グレードの値上げ幅は以下の通り。ナイロンとPBT(ポリ・ブチレン・テレフタレート)は25米セント/kg。ポリアセタール(POM)と熱可塑性ポリエステルエラストマは20米セント/kg。そのほか「ザイテル」や「ライナイト」「ゼナイト」「サーミックス」といった熱可塑性樹脂も25米セント/kg---。特殊グレードやカラー品については,さらに値上げ幅が大きくなるという。

 同社は,値上げを避けるための努力を続けてきたが,原材料やエネルギのコスト上昇が2006年実績を大きく上回っていることなどから値上げを決定したという。