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 韓国Displaybank Co.,Ltd.は,2008年までの大型(10.4型以上)の液晶パネルの需給動向を予測した(発表資料)。それによれば,2008年第1四半期には供給量が需要を上回るものの,第2四半期以降は供給が不足する見通しという。

 2008年の用途別需要は,パソコン・モニター向けが対前年比11.6%増の1億9960万台,ノート・パソコン向けが同20.7%増の1億2960万台,液晶テレビが同29.3%増の1億560万台と見込む。全用途を合わせた年平均成長率は18.0%となる見通しだ。面積ベースでみた2008年における需要は,前年と比べて約28%増の6500万m2に達するという。大型パネルの出荷台数が増加するとともに,平均画面寸法が大きくなるためだとする。液晶テレビの需要に最も大きな影響を与える40型以上の需要は,2007年に2000万台,2008年に3200万台に達し,2008年には液晶テレビの全需要のうち約30%が40型以上になると予測する。

2007年と2008年における用途別需要予測
2007年と2008年における用途別需要予測 (画像のクリックで拡大)

 四半期別の需給予測では,面積ベースで2008年第1四半期と第2四半期に,それぞれ9.1%と3.2%供給が需要を上回るとみる。一方,第3四半期,第4四半期にはそれぞれ4.2%,3.3%,供給が不足すると予想する。生産能力だけを計算すると,2008年上半期は供給能力に大きく余力があるように見えるものの,パソコン向けとテレビ向けの製品のプロダクト・ミックスによって生産能力に損失が発生するため,2008年第2四半期から供給が逼迫する恐れがあるという。その結果,液晶パネルの価格は2008年第1四半期には小幅な変動で均衡を保ち,第2四半期からは上昇が続くと見込む。液晶パネル・メーカーは,パネル価格の安定と原価の低減によって,2008年には過去最大の好況を見せると予測する。

四半期別の需給予測
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