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図1:West Virginia大学のThomas H. Myers物理学教授
図1:West Virginia大学のThomas H. Myers物理学教授
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 アイシーイノバジャパン(本社・東京)の関連企業であるニューパラダイムテクノロジー(NPT)は,米West Virginia大学と白色発光ダイオード(LED)などに関する共同研究を開始した。2007年10月15日の記者発表会で明らかにした。この「日米共同LEDプロジェクト」は,2009年10月までの2年間で白色LEDの発光効率を250 lm/Wに高めること,青色や緑色の面発光半導体レーザを実用化することなどを目標とする。

 NPTは,2004年の会社設立以来,青色LEDの研究開発で実績がある三重大学教授の平松和政氏らを取締役として迎え,体制を整えてきたという。一方のWest Virginia大学は,フォトニック結晶の技術や高光度LEDや電極関連の技術などを得意とする。

 現在,市販されている白色LEDの発光効率は162 lm/Wが最大である。これに対して,今回の共同研究で目指すのは250 lm/Wと非常に高い。NPTは,発光効率を改善するために「従来にない構成の結晶構造」をすでに数種類モデル化しているとする(ただし,試作はこれからという)。それに加え,電極の大幅な見直しを含む光取り出し方法の改良などにより,250 lm/Wが可能になるとする。

図2:「日米共同LEDプロジェクト」の概要
図2:「日米共同LEDプロジェクト」の概要
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図3:NPTが重要だと考える開発のポイント
図3:NPTが重要だと考える開発のポイント
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図4:面発光半導体レーザの改良計画
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