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 米Spansion Inc.は,2007年7月~9月期の決算を発表した(発表資料)。売上高は前年同期比9%減の6億1100万米ドル。営業損失は前年同期の約5.9倍ほどに膨らんで5900万米ドル,純損失は約3.2倍の7200万米ドルとなった。大幅な減益は,研究開発費を前年同期より25%多く計上したことや,売り上げ減によるものだ。

 Wireless Solutions Divisionは日本の携帯電話機市場で在庫調整があったため,直前四半期から6%の減収になった。ただし,日本市場向けを除けば事業は堅調で平均単価も安定していたという。

 president and CEOのBertrand Cambou氏は「2007年上期は平均販売単価の下落が激しかったが,7月~9月期は安定しはじめた。BBレシオも1.3と好調だ。90nm世代のMirrorBit技術採用フラッシュ・メモリが市場シェアを拡大している」と話す。

 2007年10月~12月期の売上高は6億4000万~7億米ドルを見込む。粗利益率は7月~9月期の18%と同等になる見通し。業績は改善するものの,300mmウエハー対応工場「SP1」への投資増で相殺されるとの予測だ(Tech-On!関連記事)。なお,前年同期の売上高は6億8730万米ドル,粗利益率は19%だった。