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 私,木村記者がマイコン工作にチャレンジする様子をお届けする「マイコンなんてこわくない」の第4回目(このような企画に至った経緯はこちら。別ウインドウが立ち上がります)。マイコンの基礎を習得するためにNECエレクトロニクスが主催するセミナー「マイコン入門」にまずは参加(セミナーを受講した様子は。初日2日目3日目に分けて掲載)。みっちりと鍛えてもらったものの,まだ一人で工作というレベルにはとても達していない。そこで,教材を見直すなど復習に努める。

 3日間の講習直後は,「やはり素人にはマイコン工作は無理かな」とかなりへこんでいた。しかし,改めて教材を眺め,理解できていなかったところを一つひとつつぶしていくと,見えなかった部分がかなり分かってくる。特に割り込み,タイマの設定がセミナー当日はまったく分からなかったものの,割り込み優先度をどこで記述しているのか,タイマのインターバル時間をどこで変更するのかなどの見当がつくようになった。

 実際には,セミナーで出された実習問題を再度見直していたのだが,100%とは言わないまでも,約8割は理解できるようになった(3日目のプログラム図6参照)。ただ,このプログラムはセミナーで利用した実習用のCPUボード用のプログラム。このプログラムを変更しても検証できるわけではない。

実習機材が到着

 何となく勉強を進めていた9月の中旬。NECエレクトロニクスから荷物が届く。早速開封してみると,気泡緩衝シート(いわゆるプチプチ)に厳重にくるまれた小さな基板とCDが。そしてCDの中には,「実習機材 仕様書」が収納されている。

 実はセミナー終了後,講師の湯浅氏そして主催のNECエレクトロニクスと相談して,セミナーの内容が身についたかどうかを確認するために,後日に問題を出してもらうことになっていた。その問題が届いたというわけだ。

 気泡緩衝シートに包まれた5cm角程度の小さな基板の中央には黒いICが搭載されている。これが主役となるマイコンで,8ビットの「78K0/KF2」。NECエレクトロニクスのWebページで調べてみると,どうやら自動車電装ではパワー・ウインドウやキーレス・エントリシステムに,家電ではエアコンや電子レンジなどにも実際に応用されているものらしい。

図1●「実習機材 仕様書」に掲載されていた基板の写真
図1●「実習機材 仕様書」に掲載されていた基板の写真 (画像のクリックで拡大)

 10ページ程度から成る仕様書の中で,最も目に付くのが「製作基板」として掲載されている写真(図1)。“製作”と書かれている以上,おそらくこれが今回の実習のために自作する基板らしい。この写真の中で「QB-78K0KF2-TB」と四角く囲まれているのが同封されていたマイコン基板。それ以外の部品は同封されていない。細かい電子部品は,自分で購入することを前提としているようだ。(次のページへ