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 オランダRoyal Philips Electronics社は,2007年第3四半期の決算を発表した(発表資料)。売上高は対前年同期比3.3%増の65億2400万ユーロだった。ホーム・エンターテインメント機器などを手掛けるコンシューマ・エレクトロニクス部門と新興市場での成長が貢献したという。営業利益は3億8500万ユーロ,純利益は3億3100万ユーロだった。純利益は前年同期の42億4200万ユーロから大きく減少しているが,この減少は前年同期の純利益に半導体部門の売却額などから得た42億4100万ユーロの利益が含まれていたためである。

 同社のPresident兼CEOであるGerard Kleisterlee氏は,「医療機器部門は,北米における画像処理システム市場が収縮した影響を受け,伸び悩んだ。しかし,米国以外のすべての地域では,同部門の業績は改善した」と話した。また「コンシューマ・エレクトロニクス部門は,新製品の市場投入によって収益を得た」という。

 部門別に売上高を見ると,医療機器部門は対前年同期比1.6%増の16億ユーロ。ヘルスケア機器などを扱う家電(DAP:Domestic Applicances & Personal Care)部門は同24.4%増の7億1800万ユーロ,コンシューマ・エレクトロニクス部門は同4.7%増の25億2000万ユーロ,照明機器部門は同9.2%増の14億9600万ユーロだった。

 地域別に売上高を見ると,欧州・アフリカ地域と南米が伸びている。欧州・アフリカ地域は対前年同期比10.2%増の29億5400億ユーロ,南米が同19.8%増の5億2700万ユーロ。一方,北米とアジア・太平洋地域は前年同期より減額し,売上高はそれぞれ18億8800万ユーロと11億5500万ユーロとなった。