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図1◎JFEエクセルジンクJNの皮膜構成
図1◎JFEエクセルジンクJNの皮膜構成
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図2◎新しいコーティング設備の概要
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 JFEスチールは,西日本製鉄所の福山地区(広島県福山市)の第5電気亜鉛めっきライン内に,めっき後にクロメートフリーの化成皮膜を塗布するコーティング設備を設置し,営業運転を開始した。これによって同社の高機能電気亜鉛めっき鋼板の製造能力は,年間で12万t増える。

 クロメートフリーの高機能電気亜鉛めっき鋼板は,優れた耐食性と導電性,耐指紋性などを持つのが特徴。クロメートを含まないので,薄型テレビ受像機のパネルやスタンド,環境負荷の低減を図った複写機のフレームなど,家電やOA機器に採用され,需要が急増している。中でも,クロメートフリー鋼板「エコフロンティア」シリーズの主力製品である「JFEエクセルジンクJN」の需要が国内外で伸びているという。同社はこの動きに対応するために,新コーティング設備を設置した。

 新設備は,厚さが0.4~2.3mm,幅が900~1500mmの板に対応。この範囲のエコフロンティアシリーズを生産する。投資額は約20億円。