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図1 基調講演前には長蛇の列
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図2 基調講演をまさに始めんとする
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図3 基調講演に現れたGeorge Lucus氏
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図4 Microsoft社の Steve Ballmer社長と歓談するHP社のFiorina新社長兼CEOバルマー氏の隣はソフトバンクの孫氏
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 世界最大のパソコン関連技術の展示会「COMDEX/Fall」が,米国時間の明日,11月15日(月曜日)から始まる。今回のCOMDEXで注目を集めるキーワードは,米Microsoft社が2000年2月に発売する次期OS「Windows 2000」,そして「エンターテインメント」になりそうだ。

 特に,パソコンのハード・ディスク装置(HDD)にテレビ番組を録画するためのソフトウエア,インターネットを利用した音楽配信向けのパソコンや携帯端末など,パソコンを利用して映像・音楽といった「エンターテインメント」を楽しむための技術が競演しそう。

 前日の夜には,Microsoft社会長兼CEOの Bill Gates氏が基調講演で,Windows2000をたっぷりと宣伝した(図1)。同氏の基調講演は,COMDEXの前夜を飾るイベントとしてすっかり名物になった。会場内は立ち見であふれ,開場前には良い席を求める長蛇の列ができた(図2)。VIPシートには,Star Warsなどの総監督として有名なGeorge Lucus氏や,Hewlett-Packard社の新社長兼CEOであるCarly Fiorina氏,ソフトバンクの代表取締役社長である孫正義氏などが姿を現した(図3,図4)。

 基調講演の冒頭では,米国で大ヒットしたコメディ映画「Austin Powers」の主人公にGates氏自らが扮したビデオを紹介するなど,会場内は笑いのうずに包まれた。その後,Windows2000を搭載したサーバ機や,電子商取引向けのソフトウエア群「Biztalk」を使ったデモを繰り広げた。同社のインターネット・サービス事業「MSN」向け専用端末や,ネットワークを介して「Word」や「Excel」を利用する「Office Online」などを紹介した。「WWWの閲覧,アプリケーション・ソフトを使った文書作成などが,オフィス内や家庭内のどの場所でも,どんなプラットフォームでも実現できる環境作りが重要」(Gates氏)と熱っぽく語った。

 ただし,新しい技術に関する発表はほとんどなく,電子商取引などのサービス分野の話題が多かった。Gates氏は,昨年と同様,5年後,10年後の夢は多く語らない。使いやすいパソコンの実現や,テレビとパソコンの融合の話題にはほとんど触れなかった。