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 ソフトハウスのビー・ユー・ジー(BUG,本社:札幌市)は,このほど同社が持つ知的所有権を担保に,日本開発銀行から融資を受けたと発表した。開銀は直接融資に加えて,民間金融機関から同社への融資にも80%の保証をする。 開銀による直接融資と保証の組み合わせが,知的所有権にも適用されるのは初めてという。

 BUGが担保としたのは,同社のISDNルーターに搭載するファームウエアのプログラム著作権。BUGは次期ルーターの開発に必要な資金1億円のうち,この担保により開銀から5000万円を調達した。さらに,残り5000万円の資金を地元金融機関の札幌信用金庫から借り入れたが,その5000万円の 80%について開銀の保証を得た。

 通常,知的所有権を担保にした開銀からの融資は,総資金の50%。残りは企業が独自に調達する必要がある。開銀は融資プラス保証という形で与信枠を 50%以上に拡大するケースも多いが,担保が知的所有権の場合はこれまで行われていなかった。今回のBUGの資金調達は,それを初めて実現したことになる。