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 次世代HDD技術の開発を進める米Quinta社が,米国ラスベガスで開催中のCOMDEX/Fall’98で,HDDの面記録密度を大幅に高められる技術「OAW(optically assisted winchester)」を使った外部記憶装置の試作機を公開した。Quinta社は,HDD最大手の米Seagate Technology社の子会社である。

 OAWは,HDDの機構に,光磁気ディスクの記録再生方法を組み合わせて,面記録密度を高める技術。今回Quinta社は,高さが0.5インチの5.25インチ型HDDの筐体に,この技術で使う記録媒体やヘッド,信号処理回路など,すべての部品納め,ほぼ製品に近いかたちでデータを記録再生してみせた。今回の試作機の面記録密度は3Gビット/(インチ)2~4Gビット/(インチ)2。5.25インチ・ディスクを6枚内蔵し,装置の記録容量は最大80Gバイトに達する。内部データ転送速度(ヘッド-コントローラ間)は120Mビット/秒,平均シーク時間は10msである。同社は製品化時期を明言しなかったが,製品化はかなり近そうだ。