米CoWare, Inc.(ホームページ)は,同社のハードウエア-ソフトウエア協調設計ツール「N2C」のライセンスと技術サポートの契約を,ソニーと締結したと発表した(リリース文)。ソニーは,AV(audio visual)とIT(information technology)を融合させた,次世代機器向けシステムLSIの設計環境を同ツールをベースに構築する。リリース文には,ソニーの由良英一氏(プラットフォームSoCソリューションセンター長)がコメントを寄せている。それによると,同社も富士通などと同じく(EDA Online関連記事),N2Cの「Interface Synthesis」と呼ぶ機能(アドレス・デコーダや割り込みプライオリティ・エンコーダ,割り込みサービス・ルーチンなどを自動合成する)を評価して,導入を決めたという。